
どのアンプがよいでしょうか?
具体的なブランド名やモデル名をあげる代わりに、アンプ/受信部を選択する際のヒントを申し上げましょう。アンプの出力値は一つの指針にすぎません。一般的に言えることは、予算の範囲で最も出力の大きいものを購入し、十分に注意を払って使用することです。小型のアンプで高音と低音を強調し、音量を上げすぎると大出力のアンプを使用する場合よりも歪が発生し、スピーカを損傷する恐れがあります。もし、お分かりにならない点がありましたら、販売店にお尋ね下さい。
どのようなスピーカケーブルが良いでしょうか?
弊社のスピーカは内部配線にOFC(無酸銅)ケーブルを使用しており、また上質の要素部品を使用しています。アンプとスピーカの配線はシステムの中で、ある制限を受ける可能性があります。一般的には、質の良い、より線か単線を使用すれば良いでしょう。スピーカケーブルは個人の好みによりますが、非常に薄いものや、いわゆる“電話線”のようなものは絶対に避けるべきです。それらはアンプからスピーカへ伝送する信号を妨げる可能性があるからです。
名の知れたスピーカケーブルが出回っていますが、ハイファイマガジン誌に掲載されたテスト結果や販売店のおすすめ品を参考に、使用するシステムと予算に見合ったケーブルをお選び下さい。大体の予算としましては、スピーカ全体の費用の5%くらいをケーブル1mあたりの価格とお考えいただければ良いと思います。
バイ・ワイヤリングとは何でしょうか?
バイ・ワイヤリングとはアンプとスピーカ間の接続を二対のケーブルで行うことを言います。バイワイヤするスピーカ内のクロスオーバ回路には二系統のアースと信号のパスがあり、これらのパスをアンプまで分けて配線することで微妙な音を取り戻すことができます。
二つの+極とー極を接続している結線(ジャンパーケーブル)を取り外し、それぞれの端子から同じ長さの二本のケーブルをアンプの出力端子へ接続します。市販でバイワイヤーケーブルというものがあり、これを使うと配線をきれいに行うことができます。
バイ・アンプとは何のことですか?
バイ・アンプとはバイ・ワイヤリングと似た考え方で、2台のアンプを使用するものです。このことで単なるバイ・ワイヤリングよりもずっと大きな利点が生まれます。つまり、低域の音の影響で高域の音が持つ細部の情報が不鮮明にされてしまうことがほとんどなくなるからです。二台のアンプは、同一のタイプか同一のゲインを持つものであることが必要です。
バイ・ワイヤー端子のあるスピーカはバイ・アンプ接続で使用したほうが良いでしょう。
手持ちのシステムにサブウーファを接続する方法は?
ホームシアターの受信部には、低域信号だけをサブウーファに供給するLFE(低域効果)チャンネルがあります。
受信部/アンプにサブウーファ用の出力端子があれば、市販のサブウーファを使用するか、お手持ちのサブウーファの低レベル入力端子にアンプ出力端子をRCAケーブルで接続して下さい。モノーラル機器を同じようにサブウーファの一つの入力に接続するだけでよいのです。
初期のホームシアターの受信部/ハイファイアンプには、サブウーファ用の低レベル出力端子がありませんので、この場合にはメインの左右スピーカチャンネル端子を利用することになります。XQ60Bには、このための高レベル入力端子がありますので、サブウーファ、アンプ、そしてスピーカの間をそれぞれの高レベル端子を使って接続することで音楽や、ホームシアターでの拡張された低音を楽しむことができます。
高レベル端子と低レベル端子の両方を同時に接続しないで下さい。トラブルの原因になります
注)PSW2500, PSW3500などのサブウーファにはスピーカケーブルを接続するアダプターがあります
手持ちのスピーカをアップグレードできますか?
アップグレードがスピーカを完全に置き換えることはできます。しかし、スピーカ内部の構成要素を交換することはできません。その理由は、スピーカを設計するにあたり、音声、低域伝送特性、そして音波全体に関して、すべての要因が考慮されるからです。これを行うには資格を有するエンジニアが充分時間をかける必要があります。工場出荷時に設定した部品を置き換えて、スピーカの構成要素を変えようとすると、応答特性は劇的に変わってしまい、実際には音を悪化させてしまうことになります。
スピーカの修理依頼はどのようにすればよいでしょうか?
修理は購入店で承ります。弊社の販売店へ修理内容の詳細をご連絡下さい。販売店の情報はこのサイトの一覧表をご覧下さい。あるいは、KEF JAPANにお問い合わせください・
旧機種のサポートはいつまでしてもらえるでしょうか?
レファレンスシリーズ用の部品の保管期限は10年です。他の製品モデルに関しては、最終生産した日付から8年間としています。まれに、部品製造元の事情により、弊社が決めている期間以前に在庫がなくなってしまう場合がありますが、この場合にはできるだけ最善の代替品をあてます。サービス期間を過ぎてしまったスピーカに部品を提供することはできませんが、一応、お近くの販売店に製造を終了してしまった部品の在庫の有無をお問い合わせ下さい